VSCodeからMariaDBを使おうとしてはまった件(環境構築方法)

VSCode上ででSQLをコーディングする環境を作った時の備忘録。

家にマイデータベースが欲しくなり、SynologyのNAS上にMariaDBをインストールし、WindowsVisual Studio Code(VSCode)上で開発できる環境を構築することにしました。

以下の環境としました(バージョンは省略:ほぼ最新)。

Server側

  • HW: SynologyのNAS(DiskStation)
    以下の環境をSynologyのパッケージセンターから構築
  • OS: Linux
  • DBMS: MariaDB

Client側

Server側構築

DiskStation Manager (DSM)から実行

Client側設定

接続確認

  • VSCodeのアクティビティバーの次のマークをクリックしてSQLToolsを起動
    SQLToolsのアイコン
  • "Add New Connection"を選択して、Connection Assistantの画面になります。ここでdriverを選択するのですが、SQLToolsにはdriverが入っていないので最初はドライバーがない旨のメッセージになります。この場合は"SQLTools MySQL/MariaDB/TiDB"という拡張機能を追加でダウンロードします。拡張機能名だけ見るとdriverなの?と思うかもしれませんが、説明では"SQLTools MySQL/MariaDB/TiDB Driver"となっています。
  • "Select your database driver"で、MariaDBを選択します。
  • "Connection Settings"にMariaDBへの接続設定を入力して"TEST CONNECTION"をクリック。
  • "Successfully connected!"と表示されたら、"SAVE CONNECTION"をクリックして設定を保存します。 ここで、以下の問題点が出ました。

問題点

VSCode拡張機能SQLToolsからMariaDBに接続しに行って失敗しました。

ホスト名を設定したのですが、IPv6で接続に行っており、それをMariaDBが拒否しているようです。 pingipv6で通るので、SQLToolsの問題ではなく、MariaDBの設定を修正する必要があります。 調べると、以下の情報がありました。 superuser.com (DSMから)PHPmyadminで簡単に設定できないようですので、ホスト名での設定はあきらめてIPv4アドレスを直打ちすることにしました。

気が向いたらちゃんとした解決策を施したいのですが、せっかくDSMをつかってチャチャッと構築したので、後回しでいいかと思っています(そもそもMariaDBの構築がメインではないし)。解決したらまた記事を書こうと思います。

おまけ(その他の注意点)

SQLToolsでおかしくなったら、まずVSCodeを再起動してください。またWindowsを再起動も試してみてください。設定では基本的なことですが、最近は再起動しない場合が多いので忘れがちです。わけわからなくなったら1度は試してみましょう。
古い人は、こまめなセーブと再起動をよくやります😉